2023
2023年1月20日
今年は、何故か立て続けに講演の話を頂いています。
生まれもって滑舌が悪いので、大勢の人の前で話すのは、意外と得意ではありません。
ですが、これまた意外にも、過去の講演は、まぁまぁ大絶賛の高い評価を頂いてきました。(誰でも大絶賛されるものなのかな?)
とにかく、聞いてる人が眠たくならない様にだけ心がけてきたのと、変に笑いを取りに行かない事(滑ったら怖いから)だけ注意してきました。
何を求められて話すのかはとても大事な部分だと思うけど、自分の場合は著名人でもなければ、大学の教授でもなければ、成功者や立派な会社の経営者でもないので、立場的には、『は?何この人?』ってなる。
自分に肩書きはないので、自分の人生の経験から何か話すしかない。
一つ言えるかなと思うのは、著名人も大学の教授も立派な会社の経営者も、絶対に経験した事がない事を経験してきたので、そういう話は出来るかなと思う。
今年は、自分の27年間に於ける東南アジアでの数々の社会活動の挫折と苦難のエピソードが映画化されるので、そのエピソードを話すのか、普通は『どうやって成功したのか?』みたいな事が多いと思うので、自分はチャレンジの連続は失敗だらけの『どうやったら失敗するのか?』という話をするのか、、『失敗しても失敗しても、諦めずにチャレンジし続ける大切さ』を語るのか、、
いやいや、そんな話にニーズはないだろうなと。で、考えてみた。誰かの為になること、誰かの役に立つ様な話。。を出来るか?
トレンドとしては、『SDG's』というキーワードか。このキーワードでは様々な分野のおえらいさん方が、かしこまって講演されているので、出る幕はないか?何度か、それ系の講演を聞かせてもらったが、教科書をそのまま聞かされてるかの様な話や、辞書をそのまま伝えている様な勉強的な内容のものが多かった。『学び』とは、時には危険なものだ。
自分は、『SDG's』の話をしっかり出来るかどうかは疑問だが、その言葉に踊らされたSDG'sではなく、SDG'sの真の本質を自分の27年間の海外での社会活動の経験から、『その思想と思考』をお伝えする事は出来る。
SDG'sは、『平和・開発・人権』という体系と、『環境・持続可能性』という体系が結合された人類の生存戦略で2015年9月25日に採択された。
自分は、日本、ヨーロッパ、アメリカ、中国と生活し、見て来て、遠い未来から逆算した時に、今しておかないといけない事は、世界がお互いを良く知る事、それぞれが違う事を知る事、弱者に寄り添う目線を持つ事、教育の格差是正、環境保護、貧困問題、地域や社会の問題は、グローバル(地球規模)な視野で解決する事だと確信し、1996年2月1日にタイ🇹🇭を拠点に社会活動を始めた。SDG'sさんより20年先輩(自慢)。
経験から感じた人類の生存戦略で一番大切な事は、『教育』と『異文化交流』。
良い心を育まない限り、平和も人権も保たれない。自国の問題は自国だけでは解決出来ない。グローバルな発想がない限り、SDG'sなんてgoalは達成出来ない。
SDG'sの本質は、
『ウェルビーイング(良く生きること)』である事に尽きる。
自分の講演を聞いてくれる人には、
『グローバルにものを考える大切さ』
『多くの選択肢から人生を選ぶこと』
『自分らしく生きることの大切さ』
などSDG'sの概念の本質、日本と世界の社会活動の違いの話や、自分のリアルエピソードを交えて、おもしろおかしく、自分の言葉で伝えたい。
2016年8月30日
今朝は、旭川藤女子高校で特別講演させて頂く機会をいただきました。
タイから密着ドキュメンタリー番組の撮影も入っていたので、呼ばれるのを待ってる時は緊張しましたが、テーマがto be yourselfだっただけに自分らしく話せたと思います。
一方的に話すのではなく、女子生徒150人と共有する形で話せたので良かったかなと。
驚くほど反響をもらい、講演後はな、な、なんとサイン攻めの嵐。